Facebookは現地時間4月2日、「Facebook 中小ビジネス助成プログラム」を発表した。米国で4,000万ドルを提供し、10,000の企業に助成金を提供するという。

同プログラムはサードパーティのパートナーであるUreekaと協力して、従業員が住んで働いている34の場所からこれらの助成金を配布する。企業は、facebook.com/grantsforbusinessにアクセスして資格基準を確認でき、同プログラムは来週中にも米国でオープンするとしている。

同社は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により、ビジネスに混乱が生じている企業へ向け同プログラムを実施。少額の経済的支援でも大いに役立つという声を聞き、1億ドル相当の助成金と広告クレジットを提供するに至ったという。

さらに、同社は、Facebookでデジタルギフトカードを使用して、お気に入りの地元のビジネスを簡単にサポートできるギフトカードについても同日展開を発表。ニュースフィードでデジタルギフトカードを使って地元の企業をサポートするオプションが表示されるという。Instagramでの提供にも取り組んでいるとのことだ。

また、これらに加えて、営業時間や配信オプションなどの一時的な変更について企業が顧客に通知できるように、Facebookのページや検索で、企業が一時的なサービスの変更を発表できるようにしたという。