ヤンマーホールディングスは、4月1日にマリン事業のさらなる成長のために「ヤンマーマリンインターナショナル(以下、YMI)」の傘下に「ヤンマーマリンインターナショナルアジア(以下、YMIアジア)」を設立したと発表した。

同社は、日本を含むアジア地域における舟艇・海洋機器の開発・生産を担当する。

将来的にはマリン用小型エンジンおよび推進機器の開発・生産・販売・サービスまで事業エリアを拡大することで、マリン事業を統括するYMIの傘下でグローバルなマリン事業の拡大を目指すとしている。

さらに、YMIアジアはヤンマーグループが保有するマリーナやフラッグシップモデル「X-Series Express Cruiser」などマリン関連のリソースを組み合わせる。

それとともに、将来的にはシェアリングサービスのプラットフォームなどのソリューションも融合させ、ユーザーとのタッチポイント拡大により、心豊かなマリンライフを多く人に提供していくとのことだ。

なお、国内のプレジャーボートや漁船およびそれらに搭載する機器の販売・サービスは、従来通りヤンマー舶用システムが引き続き担当するとしている。