ペイパルホールディングスが、新型コロナウイルスの影響を受け世界中の中小企業を助けるために救済策を発表した。
同社は、一定の手数料を免除し、最も影響を受けている中小企業の顧客の一部に対する事業ローンの返済を延期する予定であるという。
同社の新型コロナウイルスの影響を受けるビジネス顧客を支援する具体的な取り組みは、以下の5点。
- 追加費用なしで顧客は返済の延期を要求することができる
- 2020年4月30日までに、顧客がクレジットカード発行会社に異議を申し立てた場合、販売者のチャージバック手数料を無料にする
- PayPalビジネスアカウントから銀行口座、Mastercard DebitまたはVisa Debitカードに即時にお金を引き出すための手数料を免除する
- 販売者が顧客の紛争に対応する必要のある期間を延長する
- マスターカードとの提携により、PayPalは、4月1日から4月30日(予定)までのすべての購入の即時キャッシュバック報酬を2倍にする
同社は引き続き、中小企業の顧客が依存するツールや製品、資金へのアクセスを提供することに焦点を当てるとしている。