松屋フーズが多言語に対応、音声翻訳サービスを都内店舗に導入

凸版印刷は、音声翻訳サービス「VoiceBiz(ボイスビズ)」を、松屋フーズが運営する都内の「松屋」20店舗に2020年3月1日より導入したことを発表した。

松屋フーズでは、外国人従業員とのコミュニケーション施策や、増加している外国人客へのサービス品質向上の取り組みを推進しており、その一環として2019年10月よりVoiceBizのトライアルを実施。

トライアルにて、スマートフォンやタブレット端末にインストールするだけで使用できるアプリ型のサービスであるため導入が容易なこと、さらに翻訳性能の高さや操作方法の分かりやすさも評価され、採用される運びとなったという。

導入されたのは、外国人従業員や外国人客の多い都内の店舗。松屋の渋谷宮益坂上店や四谷二丁目店、新宿大ガード店等の20店舗であるとのことだ。

今後の取り組みとして、同社は、音声翻訳精度のさらなる向上に向け、コーパスの追加やさまざまなデバイスに対応することでサービスを拡充させるとしている。

また、訪日外国人の受け入れを行うおもてなし事業者や、外国人就労者や技能実習生の増加が見込まれる介護・農業等の分野へのサービス導入、サービスの多角化を進めるとのことだ。

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