JALが、KDDIの提供する「au 5G」サービスを「JAL Innovation Lab(※1)」に導入することを発表した。
同取り組みは、KDDI・JALが連携をした「ラボ・アライアンス」によるプロジェクト。同社らは、これまでに2回の実証実験を重ね、航空会社の業務における5G活用の可能性を追求してきた。今回、5Gのさらなる業務活用の取り組みを加速するという。
なお、実証実験第2弾で取り組んだ「航空機整備の遠隔作業支援」などの整備業務での活用については、現在実用化にむけた検討を進めているとのことだ。
また、今後は、デジタルトランスフォーメーション(DX)による業務効率化や業務品質向上に加えて、5Gスマートフォンを用いたさまざまなユーザー向け5G活用サービスの検討も進めていくとしている。
KDDIグループは、5Gを活用することでJALグループの航空機整備や空港サービスの高度化をサポートしていくとのことだ。
(※1) JALが、社内外の知見を活かして新しい付加価値やビジネスを創出する“オープンイノベーション”の活動拠点として2018年4月に開設したラボ