ANAとスカイスキャナージャパンは、ANAが開発したNew Distribution Capability(NDC)プラットフォームを活用し「ダイレクトブッキング」での連携を開始したと発表した。
スカイスキャナーは、航空券・ホテル・レンタカーの比較検索サービスを提供しており、同サービスで利用者は通常、希望の日程や目的地を入力して検索した後、航空会社などの公式サイトに移動して予約・購入手続きを行う。
今回のダイレクトブッキングによる連携の実現により、ANAの航空券(一部路線を除く)について、公式サイトに移ることなくスカイスキャナー上で予約および購入が可能となった。
また、これまでANAの予約サイトやコールセンターでの申し込みに限られていた座席指定や有料ラウンジサービスなどのオプショナルサービスも、スカイスキャナー上で選択可能に。
さらに、スカイスキャナーのアカウントにログインした状態であれば、購入手続きの際に登録済みの氏名やパスポート情報などが自動表示されるため、都度入力する必要がなくなるという。
同サービス開始に伴い、ANAは日本の航空会社として初めてIATA(国際航空運送協会)のNDC認証レベル3を取得したという。