サントリーホールディングスが、2020年4月1日から「65歳以降再雇用制度」を導入し、2020年9月1日から再雇用契約を開始することを発表した。
同社は、2001年から定年退職者再雇用制度を導入。また、シニア世代に活躍してもらうとともに、従業員の60歳以降の就労ニーズに応えて雇用を確保するという考えから、2013年には「65歳定年制」を導入していた。
今回、同社は人生100年時代の到来に向け、シニア世代一人ひとりの新たなチャレンジを促し「65歳以降再雇用制度」を導入。シニア世代の多様な価値観を踏まえ、勤務形態は非常勤を基本とし、リカレント教育やキャリア自律支援の拡充にも取り組むとしている。
また、従業員のチャレンジや多様な働き方を支援すべく、45歳以降に転職・起業した社員が復職できる「カムバック制度」も、2020年4月1日より導入予定とのことだ。
今後も同社は、従業員一人ひとりが自分らしく働くことができる企業を目指し、ダイバーシティ経営を進めていくとしている。