三菱地所が、ユーザベースが実施する第三者割当増資を引き受け、約10億円の出資を行う資本業務提携に合意したことを発表した。今回の資本業務提携を通じ、大手町、丸の内、有楽町エリアにおける情報発信・イベント実施などのまちづくりのソフト面の強化を目指していくという。
ユーザベースは、経済ニュースメディアの「NewsPicks」、「Quartz」や経済情報プラットフォームの 「SPEEDA」などのサービスを運営している情報インフラ企業。
今回の業務提携によりユーザベースの持つコミュニティ・情報発信の知見と、三菱地所の持つまちづくりのフィールドと運営の知見を活用。オープンイノベーションによって新たなイノベーションを生み出し続ける丸の内型イノベーション・エコシステムを構築するべく、協業を進めていくとのことだ。
なお具体的には、丸の内での各種ビジネスイベント開催や、動画配信番組の企画により情報発信を強化するなどを予定しているとしている。