米Amazonは、ユーザーの注文を処理しながら、従業員の感染症予防についていかに取り組んでいるかを発表した。

現在、同社は、前例のない世界的な新型コロナウイルス感染症の流行において、従業員やパートナー、また同社のサービスを利用するユーザーの健康と安全に全力で取り組んでいるとしている。

取り組みの内容として、Amazonフルフィルメントセンターおよび仕分けセンター、配送ステーションでは、人が接触する部分の定期的な消毒やワークステーションの清掃と消毒を義務付け。

また、従業員同士の距離間隔を保てるように、休憩所のテーブルにある椅子の数を減らし従業員が離れて座れるようにしている。さらに、シフトの調整を行い開始時間と休憩時間をずらすことや採用のプロセスを調整し公共のゲストが建物へ訪れることも一時的に停止している。

同社の従業員は、トイレ使用後や食事前、くしゃみおよび咳をした後に必ず石鹸と水で少なくとも20秒間頻繁に手を洗うというルールが設けられたという。また、同建物内のあらゆるところにアルコールベースの手指消毒用ハンドジェルを設置し、いつでも使えるようにしているとのことだ。

その他にも、同社のデリバリーサービスパートナーおよびデリバリーアソシエイト、フレックスドライバーにも、消毒用ワイプを使用した清掃をルール付けしている。鍵やハンドルなどの清掃をすることが義務付けられている。

同社は、新型コロナウイルスを取り巻く不確実性を考慮し、正しい情報を理解しながらビジネスを調整し続けることを約束するとしている。