WhatsApp、WHOと提携で新型コロナの公式情報を提供

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Facebookが、同社のメッセンジャーアプリであるWhatsAppで世界保健機関(WHO)と提携。これにより、同アプリで新型コロナウイルス感染症の正確な情報を提供するため、ヘルスアラートを開始したと発表した。

このヘルスアラートは、新型コロナウイルスに関するユーザーからの質問に回答し、世界中で24時間、迅速で信頼できる公式情報を提供するように設計されているサービス。

最新の数字と状況報告書を提供することにより、政府の意思決定者にも役立つとしている。

同サービスは、感染から身を守る方法、旅行に関するアドバイス、新型コロナウイルスの神話の解明などに関する公式情報を提供するという。

また、同サービスは初め、英語での情報提供開始としているが、今後数週間以内に6つの国連言語(英語、アラビア語、中国語、フランス語、ロシア語、スペイン語)で利用できるようになる。

2月以降、WhatsAppは多くの政府に連絡を取り、正確な情報を一般市民に提供する取り組みを支援している。同サービスは、WhatsAppで利用できるようになる最新の公式NGOまたは政府ヘルプラインであり、シンガポール政府やイスラエル保健省、南アフリカ保健省、などに参加。

他の国でもローカルサービスを開始するよう積極的に取り組んでいるという。

さらに、WhatsAppは、世界保健機関やユニセフ、UNDPと協力して、WhatsApp Coronavirus Information Hubを立ち上げた。医療従事者や教育者、コミュニティリーダー、非営利団体、地方政府、地元企業にシンプルで実用的なガイダンスを提供している。

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