Slack、UIを段階的にアップデート 操作性を改善

SlackがUIを大幅にアップデートし、機能を改良したことを発表した。新機能のリリースは米国現地時間3月18日から段階的に始まり、今後数週間にわたって続き、その後モバイルバージョンでも展開されるとのことだ。

今回発表された変更点は以下の点。

•新しいナビゲーションバーを使ったチャンネル操作と、オーガナイゼーション全体の検索
•主要な会話、ファイル、アプリなどがすべてサイドバー上部に表示
•新しいメッセージ作成ボタンの追加
•チャンネル、メッセージ、アプリを折りたたみ可能なセクションに自在に整理(フォルダのようなイメージ)。
•ショートカットキーの追加

今回のアップデートの1番大きな変更点は新しいナビゲーションバーの追加。ショートカットキーを使っての入力が必要なくなるため、Slack内での検索や、直近の会話の切り替えを従来より素早く行えるという。

またサイドバー上部にメッセージへのメンションとリアクション、ファイル、メンバー、アプリなどの重要な情報が全てまとまって表示されるようになった。

さらに会話作成ボタンの実装により、メッセージの送信先となる相手やチャンネルを決める前に、メッセージの下書きを始めることが可能に。下書きを保存することも可能だ。

また有料プランにおける変更も実施。有料プランのユーザーはチャンネル、ダイレクトメッセージ、アプリをサイドバー内で独自に整理することが可能となり、自分にとって重要なものを優先的に表示できるようになる。

さらに従来アプリを複数利用するためには、ウィンドウやタブを切り替えるがあったが新しく新設されたショートカット(メッセージ入力フィールドの横にある新しい稲妻アイコン)をクリックするだけで、アプリの操作を開始できるようになった。

今後数週間のうちに、ショートカットから以下のような機能が使えるようになるとのこと。

•投票機能を使って意思決定する
•Cisco WebEx Meetingsでミーティングを始める
•Freshdeskでカスタマーサポートチケットを作成する

モバイルバージョンを終了