資生堂は、3月17日に中国・上海奉賢区の美容・健康産業特区「東方美谷」に、中国イノベーションセンターの新たな拠点を設立することを発表した。
東方美谷は2015年に設立された、化粧品、食品、医薬品、バイオテクノロジーなど美容・健康産業を中心とした経済特区。
「中国の化粧品の都」と呼ばれ、幅広い産業および人材が集まり、中国のみならず全世界の美容・健康産業の発信地となることが期待されているという。
同社は今回設立する新拠点を、技術のイノベーションを通じて先進的な研究開発や化粧品のプロトタイプの開発などを行う技術革新の拠点と位置付けている。
今後、多くの企業や研究機関が集まる東方美谷で、サステナブルな価値の創造を目指し、同地区内で展開する様々な企業・機関と協働し、中国の化粧品業界をリードするとともに、グローバルでの持続的な成長を加速していくとしている。