スターバックス コーヒー ジャパンは、ライフスタイルの多様化から、店外でもスターバックスを楽しみたいというニーズの高まりを受け、TO GO(持ち帰り)やデリバリーといったサービスをより一層拡充することを発表した。今回拡充されるサービスは主に3つだ。
1つ目のサービスとして3月18日からは、2019年6月にローンチした「Mobile Order & Pay(モバイルオーダー&ペイ)」のサービスを拡大し、静岡市内のスターバックス コーヒー2店舗のドライブスルーレーンで、車に乗ったまま商品の受け取りができるサービスを試験的に導入する。
店舗到着前に公式アプリを通じて行う注文・決済と合わせて、車両ナンバーを登録し、ドライブスルーのレーン入口で車両のナンバープレートが自動識別されることで、スムーズな商品のピックアップが実現するという。
今回のトライアルを通じ、モバイルオーダー&ペイ利用の新たな選択肢として、よりスピーディーで利便性の高いTO GO体験ニーズの可能性を探るとしている。
なお、トライアル期間は、2020年3月18日から6月30日とし、トライアル実施店舗は、スターバックス コーヒー静岡草薙店、スターバックス コーヒー静岡中原店とのことだ。
2つ目のサービスは、いれたてのドリップコーヒー約12杯分(ショートサイズ換算)を楽しめる、持ち帰り専用の新タイプのコーヒーポットサービス「スターバックス® コーヒートラベラー」を、3月16日より全国のスターバックスの店舗(一部店舗は除く)で導入する。
事前に予約の上、店舗にて受け取ることで、ビジネスからアウトドアまで、好きなシーンにどこへでも持ち運びができるという。
また専用容器は環境に配慮したFSC®認証紙製でそのまま処分可能。店舗への返却は不要。2019年7月からトライアルをスタートし、今回、全国のスターバックスへ展開するとのことだ。
そして3つ目は、フードデリバリーサービス「Uber Eats」によるスターバックスのデリバリーサービスの拡充だ。
同社は、この対応店舗の拡大に努めており、3月末までには約290店舗に達する見込みとし、2020年9月末までには、400店舗での導入を予定としている。また、同サービスを通じて「スターバックス® コーヒートラベラー」の注文も可能となる。
同社は、多様化するニーズに寄り添う利便性の高いサービスの追求に引き続き努めていくとしている。