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GMO、感情取得技術を利用した動画検証ツールの提供を開始

GMOインターネットグループにおいて動画マーケティング事業を展開するGMOプレイアドが、インターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチと共同で、感情取得技術を取り入れた動画検証ツール「PlayAds by GMO(以下、PlayAds)」の提供を開始したことを発表した。

PlayAdsbyGMO

PlayAdsは、動画に関するモニター調査をセグメント別に実施し、動画クリエイティブの評価に関する精確なデータを取得するサービス。同社の開発した感情取得技術が導入されていることにより、動画閲覧者の消費者行動モデル「刺激→反応→行動」の各過程における、閲覧者の「反応(感情や理性)」を可視化することができるとのこと。

また、ビデオコンテ(動画案)の段階でABテストを行うといった活用も可能となっており、試験的にサービスを利用している企業からは、撮影や編集に取りかかる際のあいまいな意思決定を防ぎ、制作工数の削減に活用できるという声が上がっているという。

近年、インターネットの通信環境やデバイスの発展にともない、メディアやウェブサイト上での動画閲覧が一般的となったことで、企業でのマーケティングとしての動画活用が増加している。また、2019年度の広告シェアを媒体別に見ると、インターネット広告がTV広告のシェアを抜き、インターネット広告費は初めて2兆円を超えた。このような背景もあり、今後次世代モバイル通信技術5Gが普及すれば、これまで以上に動画が活用されるシーンが増加していくと見込まれている。

そこで同社は、動画の「供給量」を高めるとともに、動画の「供給精度」を向上させていく必要があると考え、同サービスの開発に至ったとしている。

また今後、企業向けに動画のプランニングを行うとともに、PlayAdsを提供することで、広告主や代理店、制作会社のターゲットに刺さる動画クリエイティブの制作を支援し、需要の高まる動画の“供給量”と“供給精度”の向上に努めていくとのことだ。

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