NTTデータが、官庁および自治体などの公共機関のデジタル化を推進するマルチクラウドソリューション「Digital Community Platform™(デジタル コミュニティ プラットフォーム)」の提供を開始することを発表した。
同サービスは、公共機関において求められる社会基盤に資する運用品質やセキュリティの要件を充足しつつ、デジタル技術を活用した最適なサービス提供を行うためのクラウド基盤のマネージドサービス。公共機関のデジタル化実現に向けて、既存システムのクラウド化や新規導入の検討段階から運用、活用までを支援するとしている。
近年、政府ではクラウドサービス活用の流れが加速しており、官庁をはじめとした公共機関においても、デジタル技術を活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)の流れが進んでいる。しかし一方で、さまざまなクラウドサービスの提供形態や広範囲なサービス内容があり、最適なサービスの選択が難しい状況となっているという。
同社はこうした状況を受け、同サービスの提供を開始。公共機関業務そのものをデジタル前提で見直すDXの実現を目指しているという。
今後同社は、2024年度末までに公共機関をはじめとする80ユーザーへの導入を目指していくとのことだ。