米Amazonが新型コロナウイルスに関する対応のまとめページを公式ブログに作成。現地時間3月14日、一部の人気ブランドやアイテム、特に日用品の在庫が枯渇していることを同ページ内で発表した。
同社によれば、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、オンラインショッピングのユーザーが急増。特に日用品の注文が集中しており、短期的に在庫が不足しているという。また、配送状況に関しても一部は通常通りに配達することができず、遅延が発生しているとのことだ。
同社はこれに関して、販売パートナーと24時間体制で解決に取り組んでいるとしている。またマスクなどの衛生用品や日用品の価格を公正価格以上に引き上げられないよう、ストアを積極的に監視し、ポリシーに違反する製品を削除しているとのことだ。
さらに配達による感染拡大を防ぐため、毎日の清掃手順を強化し、追加の夜間清掃を実施。Prime NowおよびAmazon Fresh、Whole Foods Marketの配送顧客には、「無人配送」を選択するオプションを常に追加しており、配達商品の中にアルコールが含まれていなければ、注文は全て無人配達の対象となり、顧客が指定した場所に配達されるという。
またそのほかにも、同社は新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組みをサポートするため、世界中の公衆衛生組織や政府機関、企業と協力。新型コロナウイルスの影響が最もある地域のユーザーには、費用を賄うためのテクニカルサポートとAWSクレジットを提供すると同時に、注文ツールとインフラを迅速に立ち上げ、同社のビジネスを継続することも発表。この取り組みの詳細は、近日中に公開されるとのことだ。