米マイクロソフトが、創業者であるビル・ゲイツ氏の同社取締役を退任したと発表した。

今後同氏は、自らが設立した財団にて公衆衛生や教育、気候変動への取り組みへの関与を増やすという。なお、同社のCEOであるサティア・ナデラ氏のテクノロジーアドバイザーの役割は継続するとしている。

ビル・ゲイツ氏は、975年に友人のポール・アレン氏とマイクロソフトを創業し、2014年2月4日まで同社の取締役会長を務めていた。同氏は、ソフトウェアの民主化力に対する信念と、社会の最も差し迫った課題を解決する情熱を持って会社を設立したという。

同社は、ビル・ゲイツ氏が退任した後も、同氏の継続的な技術的情熱とアドバイスを引き続き活用して、製品とサービスを前進するとのことだ。

また、同氏の退任により、同社の取締役会は独立議長であるジョン・W・トンプソンを含む12名のメンバーで構成されることとなる。