NECは、セブン-イレブン店舗の課題解決を目的に、2019年12月にリニューアルオープンした実験店舗「セブン-イレブン麹町駅前店」において、顔認証決済や商品案内用サイネージの視聴時間測定の実証を開始すると発表した。
今回、セブン-イレブン社員向けに顔認証決済の実証を3月16日より開始する。利用者は、専用端末を用いて事前に顔画像やクレジットカード情報、確認用コードを登録する。
これにより、セルフレジ支払い時に顔と確認用コードの2要素認証により、簡単かつセキュアに決済が可能になるという。
また、店舗内にある商品案内用サイネージの視聴時間測定の実証を2020年5月中旬より開始するとしており、離れた場所から人の視線の向きを高精度に検知できる「遠隔視線推定技術」を活用。商品案内用サイネージに設置したカメラ映像から人の視線を検知し、映像から推定した年齢・性別ごとにサイネージの視聴時間を可視化するという。