博報堂が、インドのデジタルエージェンシー、AdGlobal360 India Pvt. Ltd.(以下、AGL社)の株式を取得したことを発表した。
AGL社は2009年に設立されたフルサービスのデジタルエージェンシー。現在約460名のスタッフを擁し、デジタルマーケティング戦略の構築から、クリエイティブ・コンテンツ制作、デジタルメディアのプランニングおよびバイイング、ソーシャルメディアの運用、さらにはシステム開発に至るまで、幅広いサービスをワンストップでインド国内外のクライアントに提供しているという。なおすでに博報堂グループと協業したビジネスを複数持っている。
また、AGL社はDeloitte Technology Fast 50 India 2019(※)において11位、マーケティングテクノロジー企業の中で1位となり、そのデジタル広告運用力、システム開発力を高く評価されているとのことだ。
博報堂グループは20年以上にわたりインドに拠点を置きビジネスを展開している。今回AGL社を連結子会社化することにより、デジタルビジネス領域の成長著しいインドにおける対応力を一層強化し、全てのクライアントへの課題解決力向上に努めていくとしている。
※会計事務所、デロイト トウシュ トーマツのインド拠点がテクノロジー分野で急成長を遂げている会社の上位50社をランキングしたもの。