ファミマ、ヴィーガンメニュー発売 環境と食の多様化に配慮 

ファミリーマートが、食の多様化や健康志向の高まり等に合わせ、肉を一切使わない「ベジバーグ丼」を3月17日より発売することを発表した。


 
昨今、家畜に比べて水や生育に掛かるエネルギーといった環境負荷が少ないなどの理由より、植物性たんぱく質への関心が高まっている。また、肉・魚などの動物性食品だけでなく、卵・乳製品・ハチミツ・ゼラチンなど「動物から得たモノ」を口にしないという考えのヴィーガン志向の人も増加しており、食の多様化が進んでいる。

こうした背景を受け、ファミリーマートは大豆の加工食品であり、健康・環境への配慮、食に対する多様な文化などに配慮された食材として注目を集めている「大豆ミート」を使用し、肉を一切使わない「ベジバーグ丼」の販売を決定。

また原料として動物由来の食材(肉、魚、玉子、蜂蜜、乳製品)も一切使用しておらず、ファミリーマートとして初めて、日本ベジタリアン協会推奨マーク(※)を取得した商品になるという。

なお販売店舗は東京都のファミリーマート約2,400店となっている。

(※)日本ベジタリアン協会(JPVS)は英国ベジタリアン協会の認証に倣い、原料に一切の動物性食品と蜂蜜を含まず、製造工程でコンタミへの厳重配慮を行った食品にJPVSヴィーガン推奨マークを供与している。

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