ドン・キホーテ、オフプライス事業を始動。循環型社会を目指す

Don Quixote

ドン・キホーテは、海外を中心としたアパレルメーカーやブランド、小売店などが大量に抱えている余剰在庫や、廃棄・焼却などの方法で処分される予定の商品などを同社が買い付けて再販売する、オフプライス事業を開始することを発表した。

また、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(以下、PPIH)グループ初のオフプライスストアとして「オフプラMEGAドン・キホーテUNY大口店」を、2020年3月24日、同日リニューアルオープンする「MEGAドン・キホーテUNY大口店」2階にオープンするとしている。

オフプライスストア1号店となる同店舗は、メンズ・レディース向けカジュアル衣料やスポーツ衣料のほか、キッズ衣料、シューズ、バッグ、アクセサリーなど、約33,000点のアイテムを取り扱うとのことだ。

近年、国際的に廃棄物に関する注目度が高まっているなかで、アパレル業界の廃棄・焼却処分が環境問題として大きく取り上げられるようになっているという。

そこで今回同社は、廃棄・焼却処分など環境に対する社会的な問題を解決する“循環型社会を形成するサステナブルな活動”としてオフプライス事業を位置付けて同事業を展開していくに至ったとしている。

オフプライス事業の今後の展開は、同店を皮切りに、2020年中に複数店舗を出店する予定であるほか、取り扱い商品の拡大していく方針を示している。

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