旅行予約サービス「楽天トラベル」が、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、旅行者の事前決済代金などを含む旅行代金について、国内の登録宿泊施設に向けた送金を通常より1週間早める臨時対応を2020年3月送金分から実施することを発表した。

同対応は、新型コロナウイルス感染症の影響で一時的な業績の悪化が懸念される宿泊施設からの声を受けて、各施設のキャッシュフロー改善を目的に実施するもの。宿泊施設に向けた毎月の旅行代金等の送金を、通常の「旅行当月末締め、翌月25日払い」から「旅行当月末締め、翌月18日払い」に早める臨時対応を実施する。

また、対象となる送金内容には、楽天トラベルで予約した宿泊とツアーに関わる事前決済代金、「楽天ポイント」利用額、割引クーポン利用額が含まれる。なお、対象期間が2020年3月18日からとしており、対応終了時期は未定だという。