NECは2020年3月12日に、キャリアアップを目指すリカレント人材を対象とした、IT/IoTセキュリティ人材育成プログラムの開発事業を受託し、北陸先端科学技術大学院大学(以下、JAIST)とサイバーリスク情報センター(以下、CRIC)とともに教育プログラムの開発を行なったことを発表した。
今回の教育プログラムは、IT/IoT利用とそのリスクを理解し、各産業分野の特徴を理解した設計・構築・運用のセキュリティ対策が行える人材を育成するための教育プログラム・コンテンツを開発する。
具体的には、「e-learningによる机上学習」「実機を用いた演習」「企業の現場における実際の活用例を題材とした学習」の3段階から構成され、キャリアアップを目指すリカレント人材が実践的な知識・技術を習得できる教育訓練プログラムを確立するという。
なお、開発した教育プログラムは、2019年9月~2020年1月末までの約5カ月間にわたる実証を通しその効果を検証しており、同事業の成果は、2020年度に厚生労働省より公表される予定だ。