TikTokを運営するByteDanceが経団連に入会

ByteDance

「TikTok(ティックトック)」を展開するByteDanceが、2020年2月3日付で日本経済団体連合会(以下、経団連)に入会したことを発表した。

TikTokは、150の国と地域・75言語で利用されているモバイル向けのショートムービープラットフォーム。同社によれば、 「Society 5.0 for SDGs」の実現への貢献、日本の社会課題の解決への寄与、日本経済活性化に向けた活動への参画の3点を目的に経団連への入会に至ったという。

現在日本政府および経団連等が積極的に推進している「Society 5.0」は、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)のこと。

狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会を指すもので、第5期科学技術基本計画において日本が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱された。

同社はTikTokの強みを活かし、Society 5.0 for SDGsの実現に積極的に参画していくとしている。

また同社がグローバルで推進するCSR活動「TikTok for Good」を通じ、経団連の推進する日本の社会課題解決に向けた諸活動にも参画・寄与。インターネット上の政策課題解決やスタートアップ支援等において、経団連が進める経済活性化に向けた諸活動における官民一体での活動や政策提言活動にも参画していくという。

同社は今回の経団連への入会を機に、会員企業と共により一層日本社会にしっかりと根ざした活動を推進していくとのことだ。

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