アクセンチュアが、アジア太平洋地域および世界のパブリックセーフティ機関を支援する拠点として、状況認識(Situational Awareness)の向上に向けたグローバルイノベーションセンターをシンガポールに開設したことを発表した。
同センターは、アクセンチュア初の状況認識技術に特化したイノベーションセンター。人工知能(AI)やIoT、ブロックチェーン、拡張現実、仮想現実といった先端デジタル技術の活用を可能にする資産を開発していくことを目標としている。また分析ソフトウェアのプロバイダーであるSASなどの大手テクノロジー企業とともに、パブリックセーフティに携わる公的機関の使命と職務を支援する状況認識ソリューションを共同開発する。
さらにテクノロジーの専門家がデザイン思考の手法を応用してパブリックセーフティ機関の課題を解決し、最新の解析技術やAI技術を活用した状況認識ソリューションを通じて、機関の保有するデータをリアルタイムに分析する手法を開発していくという。
なお同センターは顧客がアクセンチュアの専門家や官民のデジタルイノベーターらと協働し、画期的なアイデアを創出できるようデザインされており、市民の安全を守る公的機関が、市民や地域により良いサービスと安全を提供することを目指していくとのことだ。