ヤフーは、「国民生活安定緊急措置法施行令の一部を改正する政令」の閣議決定を受け、ネットオークションサービス「ヤフオク!」の個人、フリマアプリ「PayPayフリマ」での衛生マスクの出品について、2020年3月11日より当面の間、全面的に禁止することを決定した。
これにより、ヤフオク!およびPayPayフリマにおいて、3月15日以降、一般消費者がアクセス可能な店舗、インターネットサイトなどを通じて広くマスクを販売する小売業者等から購入した衛生マスクを、その購入価格を上回る価格で販売した場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課されることになることをアナウンスしている。
また、3月11日以降当面の間、衛生マスクの出品を確認した場合には、出品削除等の措置を実施するとしている。
なお、禁止対象となる衛生マスクについては、家庭用マスクをはじめ、医療用マスクや産業用マスク等、一般に市販されている健康・予防、衛生環境の維持等に用いられるマスクが幅広く含まれるとのことだ。