DGマーケティングデザインは2020年3月11日に、J-WAVEと連携し、2020年3月よりラジオ放送とWeb AR技術が一体となったOMO情報発信プログラム「SoundMap」を提供開始すると発表した。
SoundMapは、アプリレスでの「音のAR体験」を提供するプログラムで、Webサイトにアクセスしたユーザーに対し、スマートフォンの位置情報をもとに、その場所のためにつくられた音声コンテンツを提供する。
オープンイノベーション型研究開発組織「DG Lab(ディージーラボ)」が開発した音に関するWeb AR技術を使用しており、コンテンツパートナーのJ-WAVE、Web制作パートナーのJunniの協力のもと製作されている。
同プログラムにおいて、渋谷を舞台に3月7日よりスタートしたJ-WAVEの新番組「SHIBUYA DESIGN」の放送と連動する形でコンテンツを提供する。
例えば、生花店の近くを通りかかったユーザーに番組で放送された生花店の音声コンテンツを提供するなど、今いる場所の情報価値を高めて興味を喚起し、店舗への送客にも貢献するという。
今後はデジタルとリアルをつなぐ文化発信プログラムとしてJ-WAVE番組スポンサー枠とのセット販売を皮切りに、街に紐づくコンテンツを保有する企業やさまざまなサービスとの連携を進める。
また、企業とユーザーをつなぐより良い「音コンテンツのゲートウェイサービス」を目指していくとのことだ。