羽田空港 国際線増便に対応した旅客ターミナル施設を供用開始

日本空港ビルデングと東京国際空港ターミナルは、第3ターミナルの一部増築と、第2ターミナルに新たに国際線施設を整備し、2020年3月29日より全面供用開始すると発表した。

今回の全面供用は、国土交通省による羽田空港の国際線発着枠(深夜早朝含む)が現在の約1.4倍となる約170便への増便と旅客の増加にあわせたものだ。

第3ターミナルは、ターミナル本館 出発・到着フロアの増床により、チェックインカウンターの増設や手荷物引渡しターンテーブルの増設ならびにサテライト搭乗橋の追加設置などを実施し、2019年12月5日より順次供用開始している。

第2ターミナルは、従来国内線専用であったターミナルに新たに国際線出発・到着フロアや免税店等を設置し、第3ターミナルの拡張と共に国際線の増便に対応するとともに、羽田空港の強みである豊富な国内線ネットワークとの乗継機能の強化を図るという。

また、新しい搭乗手続き「FAST TRAVEL」の推進により、訪日外国人をはじめとする旅客の増加に対応し、ユニバーサルデザインを追求した利便性・快適性・機能性に優れた施設を拡充。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の円滑な開催、さらにはその先を見据えて、羽田空港の国際線・国内線のネットワーク機能をさらに強化し、地域活性化へ貢献するとのことだ。

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