ヤフーは2020年3月10日に、eコマースサービスにおける同社のマスクの取り扱いについて発表した。

新型コロナウイルス感染症の発生に伴う日本全国でのマスクや消毒液の品薄状態を受け、同社のeコマースサービスにおいて対策を実施してきた。

直近では、経済産業省の要請を受けて、2020年3月14日(土)以降当分の間、「ヤフオク!」におけるオークション形式のマスク出品を禁止することを公表。また、適正価格、小ロットでの流通を促進すべく、ユーザーに商品削除等の強制措置を実施している。

これらの措置やユーザー理解、協力により、同要請を受けた時点と比べ落札単価が半減するなど、一定の成果が出ているという。

これまでも、販売者および購入者(出品者および落札者)に対し、正しい情報に基づいた冷静な行動を促す注意喚起を実施。また、政府の公式情報提供先の案内やガイドライン改定、対象の出品物の削除等を行なっているという。

今後も政府とも密接に連携をとりながら、ユーザーが安心して取引できる場の提供に努めていくとのことだ。