資生堂が、同社100パーセント出資である中国の特殊会社SCHを通じ、「AUPRES」のハンドクリームとボディークリーム、「PURE&MILD」のハンドクリーム、合計77,000個の商品を支援物資として提供したことを発表した。
この支援物資は、3月8日の国際女性デーに、中国婦女発展基金会の「加油!抗疫天使(頑張れ!疫病と戦う天使)」プロジェクトへ提供され、中国・湖北省を中心とした病院の医療関係者に届けられる予定だという。
中国婦女発展基金会(China Women’s Development Foundation)は1988年12月に設立され、中国全土で女性支援活動を行っている非営利団体。中国婦女発展基金会が起こしている「加油!抗疫天使」プロジェクトは最前線の医療関係者とその家族を支援するプロジェクトとなっているという。
なおこの活動は、資生堂が新型コロナウイルス感染症の対応支援として取り組んでいる「爱心接力RELAY OF LOVE」プロジェクトの一環として実施されたもの。
同プロジェクトでは2月、上海市慈善基金会に1,000万人民元(約1億5,000万円)を寄付している。また、この事態が収束するまでの間、グループのアジア地域の売上の1パーセントを活動用の社内基金として確保しているという。
同社は慈善活動への寄付、資生堂グループの商品の提供に加えて、化粧品の力で活力を取り戻してもらうための様々なサポートを実施していくとのことだ。