富士ゼロックスは、米DocuSign, Inc.(以下、ドキュサイン社)とグローバルパートナーシップを締結したことを発表した。
この締結により、さまざまな契約書の署名や締結、保管までのプロセスを電子化する「電子署名クラウドサービス」を、日本およびアジア・パシフィック地域において販売を開始するという。
電子署名クラウドサービスは、契約書の署名や取引先との受け渡し、保管といった契約締結プロセスをクラウド上で完結するドキュサイン社のソリューションと、富士ゼロックスの紙と電子の文書管理環境の構築および導入に関するノウハウを融合した新しいサービスである。
同サービスの導入により、電子の契約書をクラウド上にアップロードし、双方の契約者が電子署名にて契約を締結することが可能となる。クラウド上ですべての手順を完結することによって、紙の契約書の受け渡しに必要だったリードタイムを短縮でき、国や地域を問わず契約書の締結から保管までをリアルタイムに対応するという。
さらに、ユーザーによる電子契約書の操作ログを記録する機能により、電子契約プロセス全体の信頼性と安全性を確保できる。また、同サービスは、シンプルでわかりやすい操作性に対応したクラウド上のユーザーインターフェイスを備え、スムーズな導入と運用を可能にするとのことだ。