リーガルテックは、知財データの活用とデータの保護を両立する企業内プライベート特許検索「Tokkyo.Ai」を発表した。

同社によると、従来の特許検索を活用する場合は、スニッフィングなど、これから取得する特許のためのサーチ履歴が競合他社に漏えいするリスクがあったという。

Tokkuo.Aiのプライベート特許検索システムは、各企業がそれぞれ独立したユーザー領域を保持し、検索した内容はその中に保存することができる。そのため、検索履歴、キーワードなど、知財戦略に重要な検索データの外部への共有や流出を未然に防ぐことが可能だ。

また、同社の独自の基盤技術により、大量・大容量のデータ処理を低コストで行えるようになっている。そのため、さまざまな分野別の検索プラットフォームを企業ごとのプライベートな環境で提供することを可能にしている。