マイクロソフトとNFL、パートナーシップを強化

Referee Bill Vinovich (52) reviews a play with the Microsoft Surface replay screen during an NFL football game between the Dallas Cowboys and Buffalo Bills in Arlington, Texas, Thursday, Nov. 28, 2019. The Bills beat the Cowboys 26-15. (Cooper Neill via AP)

マイクロソフトと米ナショナルフットボールリーグ(以下、NFL)が、テクノロジー分野におけるパートナーシップを強化すると発表した。

このパートナーシップの強化は複数年に及ぶものであり、同社のSurfaceデバイスやコミュニケーションツールとなるOffice 365のMicrosoft Teamsなどによって、コーチや選手を含むNFL全体の効率化を支援するとのことだ。

Surfaceは現在、アメリカンフットボールの本格的なツールとされており、試合に欠かせないものとなっているという。これは同社がSurfeceを活用し、NFLの試合中に控えの選手やコーチが瞬時に試合を再生したり、試合中にプレイをレビューしたりできるようにし、試合の手法に新たな切り口をもたらしたことによるもの。

今回のパートナーシップ強化の一環として、マイクロソフトとNFLは共同で最新コラボレーションテクノロジへの取り組みを進め、新たなMicrosoft Teamsプラットフォームを活用してリーグがより多くのことをできるようにするとしている。

Microsoft Teamsを使えば、チャットや通話、会議、ファイル、ドキュメントコラボレーションなどをチームや組織全体で共有でき、常時安全に接続された状態を維持することが可能となる。

現在、NFLの各クラブでは、すでにこれらのプラットフォームを活用している。同社は引き続き、SVS(※)によってNFLに卓越したパフォーマンスの提供に努めるとしている。

(※)Microsoft Surface Sideline Viewing System:ダウン、距離、ヤードラインなどの試合データや画像を、サイドラインにいる選手やコーチに、ほぼリアルタイムで情報を提供するシステム。

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