LINEは、同社が提供する法人向けアカウントサービス「LINE公式アカウント」において、新型コロナウイルスの影響で臨時休校となっている全国の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校を対象に、LINE公式アカウントを無償で利用できる「学校プラン」の提供を開始したことを発表した。

LINEでは、企業とユーザーの双方にとって価値のある情報接点を創出することを目的に、企業や店舗がLINE上にアカウントを作り、「友だち」となっているユーザーに対してメッセージ配信を行うことができる法人向けアカウントサービス「LINE公式アカウント」を提供している。

今回、新型コロナウイルスの影響で臨時休校となっている学校に対して、学校内での円滑なコミュニケーションの実現を支援するため、LINE公式アカウントを無償で利用できる「学校プラン」の提供を開始。

同プランでは、LINE公式アカウントの基本機能・便利機能を月額無料、送信メッセージ数の上限や追加料金をなしで利用可能とのことだ。

LINEを通じて学校から学生や保護者に対して、必要な情報を一斉に届けることが可能になるだけでなく、チャットやリッチメニュー、アンケートなどの各種機能を利用することで、LINEのチャットで個別の問い合わせに対応したり、トーク画面内から常時最新の情報にアクセスできるリンクを設けたり、学生の状況調査などを行うことなどができるという。

これにより、新型コロナウイルスの影響で臨時休校となり、直接会話をしたり印刷物を配布することなどが難しい状況における円滑な情報発信・取得に役立てることが可能だとしている。

提供期間は、2020年3月9日から2021年3月末までで、申込締切は2020年5月29日までとしている。