LINEが、運営するコミュニケーションアプリ「LINE」において、通話中のユーザー全員が同じ画面を見ながらビデオ通話ができる「画面シェア」機能を近日中に提供開始することを発表した。
画面シェア機能はグループでビデオ通話中にパソコンの画面をリアルタイムで表示することができる機能。グループに画面を共有する際はパソコン版LINEが必要となるが、共有画面を見る側のユーザーはスマホをはじめとした普段利用している端末で画面と参加者の顔(最大16名まで表示)を確認することができる。
LINEでは2020年2月下旬以降、グループコミュニケーションの利用率が日に日に増加。通常時の利用状況と比較すると2月下旬以降、グループトークは1.3倍、OpenChatは1.5倍、グループ通話は1.7倍、グループビデオ通話は2.2倍となっており、日々利用率は伸長傾向にあるという。
また、同時期からはリモートワークの実施や学校休校を受け、ビデオ会議やサテライト授業の実施方法について検討する声も多く見られたとのこと。
同社はこのような現状を鑑み、当初年内に提供を開始する予定であった画面シェアを近日中に実装する運びとなったとしている。