ヤフオク!は、マスク等の出品におけるガイドライン細則の改定を発表した。

同社は、日本全国でのマスクや消毒液の品薄状態を受けて、緊急事態に際し、個人間取引が及ぼす社会的影響を鑑み対策を実施してきたという。

今回、経済産業省の要請を受けて、3月4日よりマスクの適切な価格かつ小ロットでの販売推進に関する対策を強化をするとともに、3月14日以降当分の間、ヤフオク!におけるオークション形式のマスク出品を禁止することを決定した。

これにより、3月14日以降、「フリマ(定額)」設定でない当該商材の出品を発見した場合には、出品削除等の措置を実施する。

また、適切な価格(従来市場での流通価格等)と比較して社会通念上不相当な価格が設定されていると同社が判断するもの、および社会通念上不相当に多量のマスクをセットで出品していると同社が判断するものについても削除等の措置が実施される。

なお、「フリマ(定額)」設定の場合においても、経済産業省からの要請を踏まえ、必要な量のマスクがより多くの消費者の手に渡るよう、マスクを出品する際には、小ロット単位で、適切な価格での出品を呼びかけている。

入札者へ向けては、必要な利用者が必要な量のマスクや消毒液を確保できるよう配慮した上で、落札をするよう呼びかけるとのことだ。