日本製鉄および同社子会社の日鉄建材、神戸製鋼所、並びに子会社である神鋼建材工業の4社が日鉄建材の道路関連事業と神鋼建材工業を事業統合することについて基本合意したと発表した。
4社は、2021年4月1日を目途に統合し、これら事業の具体的な条件の検討を進めるとのことだ。
今回の発表によると、道路関連事業を取り巻く環境において、公共投資の継続的縮小とともに道路建設投資額は減少を続けているという。今後も人口減少等による更なる規模縮小が予想され、中長期的には道路関連事業の事業環境の一段の悪化は避けられない見通しであるとしている。
こうした厳しい事業環境を踏まえ、4社にて協議を重ねた結果、日鉄建材と神鋼建材工業の両社が有する経営資源を統合する運びとなった。
統合の具体的な条件については、今後4社間で協議のうえ進めていくとのことだ。なお、統合会社は、日鉄建材の連結子会社となり、神戸製鋼所の持分法適用関連会社となる予定としている。