米Zoomがクラウド電話サービスZoom Phoneのさらなる国際展開を発表。新たに14か国で提供を開始した。Zoom Phoneの提供国はこれで合計25か国となる。
Zoom Phoneは、ビデオ会議システム「Zoom」と連携したクラウド電話サービス。必要に応じて無制限および従量制の通話プランを選ぶことができ、ローカル電話番号とPSTNアクセスをサポートする。また現在使用中のキャリアに搭載することも可能となっている。
従来は、オーストリアやベルギー、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイスの11か国で提供されてきたが、現地時間の3月9日より、新たに14か国で国際展開を開始。
なお、この提供国の中に日本は含まれていない。
さらに今回の展開に際して、多言語対応も開始。Zoomのユーザーは、アメリカ英語、イギリス英語、カナダ英語、フランス語、スペイン語の既存のサポートに加えて、ドイツ語、デンマーク語、日本語、韓国語、ロシア語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)の多言語プロンプトにもアクセスが可能となる。
この機能により、単一のグローバルアカウントがあれば、全世界で多国籍の従業員が働く企業でもZoom Phoneを一括で利用することができるとのことだ。