スターバックスコーヒージャパン(以下、スターバックス)が、3月6日より、一杯のコーヒーからの寄付を通じて日本の若者に学習や経験の機会を届ける「ハミングバード プログラム」をスタートすると発表した。

同プログラムは期間限定で、発行するスターバックスカード「ハミングバード」やこれまでの寄付対象カード、スターバックスのロイヤルティプログラム「Starbucks Rewards™」で発行したReward eTicketを通じた寄付で、若者たちを応援するという。

また、今回から新たに支援の輪を広げると発表。

みちのく未来基金を通じた東北の震災遺児の進学支援に加え、経済的な困難を抱えた子どもたちに塾や習い事などで利用できる「スタディクーポン」を発行する公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン(以下、CFC)に寄付を始めるとのこと。

厚生労働省が2017年に公表した「国民生活基礎調査の概況」によると、日本の子どもの相対的貧困率は13.9パーセントであり、約7人に1人が貧困状態であるといわれている。

CFCは、経済格差が生む教育格差を解消し、子どもたちが挑戦を我慢しあきらめることをなくすために活動している。スターバックスは、同社が目指す、若者が活躍する社会の実現を一緒に作り、社会にポジティブな影響を与えていけると確信し、今回寄付を決めたという。

スターバックスは、自社店舗で働く約4万のパートナーが、リーダーシップを養うことで、社会にポジティブな影響を与えることができるとしている。また、日本に住むすべての若者が自らの手で未来を切り拓いていく社会の実現を目指しているとのこと。