厚生労働省は2020年3月3日(火)、時間外労働等改善助成金について特例コースを新たに設け、申請受付を開始すると発表した。

今回の取り組みは、新型コロナウイルス感染症対策として、新たにテレワークを導入、または特別休暇の規定を整備した中小企業事業主を支援することを目的とされている。

テレワークの特例コースの場合、新型コロナウイルス感染症対策としてテレワークを新規で導入する中小企業事業主において、テレワーク用通信機器の導入・運用、就業規則・労使協定等の作成・変更等が助成対象となっている。

事業実施期間中にテレワークを実施した労働者が1人以上いることが要件となっており、1企業当たりの上限額は100万円となっている。

なお、特例コースについては、2020年2月17日以降に行った取組については、交付決定を行う前であっても、特例として助成の対象になるとのことだ。