overflowは、East Ventures、DNX Ventures、複数投資家からシードラウンドとして1億円の資金調達を実施したことを発表した。

同社が運営する、エンジニア・デザイナーに特化した副業・複業採用プラットフォーム「Offers」は、2019年5月にα版がリリース。エンジニアやデザイナーはSNSと連携したら企業からのオファーを待つだけというシンプルな仕組みとなっている。

スキルのスコア化やレファレンスチェック機能を活用することで、ワンストップでエンジニア・デザイナー採用を行うことができるプラットフォームとなっており、採用担当者の採用プロセス管理工数を削減するという。

今回、2社のベンチャーキャピタルの他に、メルカリ 名村 卓氏、ユーザベース 佐久間 衡氏、ラクスル 永見 世央氏、シニフィアン 朝倉 祐介氏、メルカリ 胡 華氏らも出資しており、調達した資金は人材へ投資するとのことだ。

同社によると、日本における人材採用と経営スタイルは大きな変革期迎えており、労働人口減少による「リソースの確保問題」や市場環境の変化による「事業の流動性問題」、働き手個人の変化による「働き方感覚のズレ問題」が採用活動を複雑化させていくという。

これらを解決すべく、同社が提言する経営自体の改革「フレキシブル経営」を企業にインストールしていくとのことだ。