LINEは、3月1日付でAI技術に関連する社内の組織を再編成するとともに、今後の採用活動を強化し、2021年中を目処にAI技術人材を200名規模まで拡大する方針を発表した。
同日より、「データ基盤開発」「データ分析」「機械学習」「AI技術開発」「基礎研究」のそれぞれを担うチームを1つの組織内に集約し、各チーム間の連携を強めることで、研究→開発→事業化のサイクルのスピードアップを図る。
これにより、現在パートナー各社と実証実験を進めている、「LINE BRAIN」のAI技術を活用したサービスなどの早期実用化を目指すという。
また、事業や担当領域を超えた横断的なデータ活用を促す体制を整えることで、LINEが保有する大規模データを最大限に活用し、各種サービスのユーザビリティ向上や、新たなAI関連サービス・機能の創出にも注力していくとのことだ。
加えて、機械学習エンジニアやデータサイエンティスト、リサーチャー、データ基盤を開発するエンジニアなど、各種AI技術のスキルを保有する人材をターゲットとした採用活動を強化。同社のAI関連サービスの成長を支える開発基盤の構築していくとしている。