SUBARUは、連結子会社である富士重工ハウスについて、同社および同社グループが所有する富士重工ハウスの全株式および関連する不動産を、ユアサ商事に譲渡したことを発表した。

同社は、1971年にバス車体製造事業(2003年に事業終了)の技術を応用することで、コンテナハウスの製造・販売事業を開始。建設現場や個人向けなどさまざまな用途のハウス製品を開発・販売してきた。

その後、2004年に同社関連会社である富士ハウレン(現:富士重工ハウス)にハウス事業を営業譲渡・分社化している。

今回の株式譲渡は、同社グループ全体における経営資源の最適配分の観点、ならびに、富士重工ハウスのさらなる発展を目的としている。

コンテナハウスの可能性を最大限に活かすことのできるユアサ商事の元で事業展開を行うことが望ましいと判断し、同社と協議の結果、富士重工ハウスの全株式および関連する不動産を譲渡することで合意したとのことだ。