シャープが、マスクの生産に乗り出すことが分かったと日本経済新聞電子版が報じた。

新型コロナウイルス肺炎の感染拡大の影響で、多くの小売店ではマスクの在庫がなくなっている。これを受けた政府からの緊急要請に応じたという。

同社は、3月中に1日あたり15万枚の態勢で生産を始め、同月中にも市場に投入する予定であるとしており、政府も予算などの後押しをするとのことだ。

なお、政府は緊急対策として2019年度予算の予備費から103億の支出をすると決定済み。マスク生産設備も導入事業の対象に認定し、同社へ3,000万円程度を補助するとしている。