ヤマハ、中国の模倣品生産・販売業者4社に対する民事訴訟で勝訴

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ヤマハが、中国の同社PA製品の模倣品製造・販売会社4社に対し、中国・広州知識産権法院にて、PAアナログミキサー意匠権侵害訴訟を提起。2019年11月~12月に裁判所が4社全てに対し同社の勝訴判決を下し、この判決が全て確定したことを発表した。

ヤマハは、同社が保有するPAアナログミキサー(品番名:MG16XU・MG12XU)の意匠権に基づき、2019年2月から2019年10月にかけて4社を被告として今回の訴訟を順次提起。

この訴訟において、模倣品生産・販売業者4社は、同社の意匠権の有効性とその侵害の成否を争っていたが、審理の結果、裁判所が同社の請求を認定。4社全てに対し侵害品の生産・販売・広告の中止、および賠償金をそれぞれ14万元~16万元(US$20,000~US$23,000)と裁判費用の一部、約1万元(約US$1,400)を支払うように命じたとのことだ。

同社は、中国をはじめとしたグローバルに、訴訟、レイドのほか、税関差止や啓蒙広告等、様々な模倣品対策を講じているという。

今後もすべてのステークホルダーを粗悪な模倣品から守り、ブランドの信用・信頼を確保するため、引き続きブランドおよび知的財産権を毀損する行為に対して毅然な態度で臨んでいくとのことだ。

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