Unitoは2020年2月25日に、日本初の外泊したら家賃が安くなるサービス「unito（ユニット）」のサービスサイトをオープンしたことを発表した。

Unitoは、“家に住む”と“ホテルに住む”を融合し、日本初の住まいの形を提案するサブスクリプション住居だ。住むことができる部屋は全て東京23区内、山手線の内側を中心に位置するという。

部屋は独自開発されたホテルと住居のシェアリング仕様となっており、内装はシンプル。部屋内には衣服がしまえるスペースやハンガーラックなどの必要な収納が可能。また常駐のコンシェルジュが郵便代行・洗濯代行・そして住民が外泊中に、部屋をクリーニングする。

外泊中の住民の部屋はホテルとして貸し出し、綺麗に清掃して返す仕組みとなっている。共用部には作業用のコワーキングスペースや、コミュニティメンバーと交流するためのリビングスペース、ランドリー、無人コンビニ、シェア自転車なども設置されるという。

同サービスには、外泊したら家賃がかからない「Re-rent」が導入されており、自分が住んだ分だけ家賃を支払う料金システムとなっている。「連休で帰省している日」「休日に旅行に出かけている日」を、unitoのアプリケーションから、ワンタップで外泊申請ができ、日数分の家賃が差し引かれる仕組みだ。

なお、第1号店となる「unito Chiyoda」は2020年3月、東京都千代田区東神田にオープン予定となっている。