埼玉縣信用金庫および東京東信用金庫、日本ユニシスは、両信用金庫の勘定系システム基盤をWindowsベースのオープン環境に移行し、日本ユニシスが提供する基盤サービスによる運営を2020年1月4日より開始している。

この度、両金庫は、日本ユニシスが提供する地域金融機関向け勘定系システムパッケージ「SBI21」を従来のメインフレームによるシステム基盤からオープン系システム基盤への更改を実施したという。

更改の目的は、コスト最適化および柔軟なサービス時間延長、バックアップシステム高度化の3点を実現させるためという。

両金庫は、勘定系システム基盤の運営をサービス利用型に移行したのは、地域金融機関の本業分野におけるシステム企画・開発に専念するためであるとしている。

また、サービス時間の延長や新たなサービスチャネルの拡充などの顧客サービスを実現し、地域に根差したサービスを継続していくとのこと。

日本ユニシスは、地域金融機関に対して新たな技術によるサービス拡充を図り、地域金融機関の発展を支援していくとしている。