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NEC、退職者の再雇用条件を緩和「人材確保」を推進

NECソリューションイノベータは、より多くの同社退職者に対して、再雇用の機会を提供するため、再雇用制度を見直し、3月1日より対象者を拡大することを発表した。

これにより、同社の事業について知見を有し、退職後に多様な経験を培った退職者の再雇用をすることで、新たな価値の創出と同社の事業のさらなる活性化につなげるという。

再雇用における対象者は、これまで配偶者の転勤、育児・介護または学位の取得を事由とする退職のみを対象としていたが、退職事由を問わず、同社退職者を対象に含めるとしているが、解雇や同等の事由の場合は対象外となる。

また、再雇用条件である「勤続3年以上」が廃止されるとのことだ。

同社は今回の再雇用制度の見直しの背景にあるのは、人口減少・少子高齢化に向かう企業を取り巻く環境があるとしている。

社会に対して新たな価値を提供し続け、企業としての持続可能性を高めていくために、人材を確保し続けることに重点を置き、今回、退職者の再雇用について条件を緩和し、積極的な採用を今後進めていく方針を示している。

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