Facebookは2月25日、ストーリーズ投稿に好きな曲を追加できるミュージックスタンプを日本で導入することを発表した。

ミュージックスタンプはFacebookとInstagram、双方のプラットフォームで導入され、ユーザーは国内外の数多くの楽曲から好きな曲を選ぶことが可能。

また、歌詞の一部をストーリーズ投稿に表示させる機能や、Facebookのプロフィールにお気に入りの曲を追加する機能なども同時に提供する。

これら新機能により、ユーザーは旅行の思い出に友達と撮影した動画にBGMをつけて投稿する、自分の言葉で表現しづらい感情を歌詞入りのストーリーズ投稿でシェアするなど、様々な表現が可能になるとのことだ。

日本においては、次の3機能が導入される。

「ミュージックスタンプ」機能は、Facebook、Instagramで対応し、ストーリーズ投稿にBGMとして好きな曲を追加したり、歌詞の一部を選んで表示させることも可能な機能。

「質問スタンプに曲で回答」機能は、Instagramのみ対応しており、質問スタンプに対してテキストで答える代わりに、曲を選んで回答できるもの。

「プロフィールに曲を表示」機能では、Facebookにのみ対応しており、自己紹介の一部としてプロフィールに好きな曲を表示できる。

Facebookは現在、ミュージックスタンプをはじめとする音楽機能を60ヵ国以上で提供しており、今回、日本でこれらの機能を導入するにあたって、著作権管理団体をはじめ、業界を牽引する音楽レーベル各社や配信会社、出版社やアーティストの協力を得ることで実現できたとしている。

エイベックスの執行役員本部長 猪野丈也氏は

「今回の新機能はアーティストがファンに魅力を伝える重要なツールの1つとなり、またユーザーの方が利用し投稿していくことで、新たなヒットにも結び付くものだと考えております。日本国内のみならず、アジアおよび全世界の方に当社楽曲を知っていただける場となることを期待しております」

とコメントしている。