大日本印刷(以下、DNP)は、電子レンジで調理でき、そのまま食器として使用して廃棄できる「DNP断熱紙カップ HI-CUP 電子レンジ対応」を開発したことを発表した。
今回開発された紙カップは、再生可能な資源である紙を使用し、断熱性を付与した製品。
「煮る」「蒸らす」など電子レンジでの調理が可能となっており、調理後にそのまま食器として利用できる。また、紙カップに「蒸通口」のあるフタを使用することで、加熱時に発生する蒸気を自動的に逃がし、購入時の密封状態のまま電子レンジで調理することも可能だ。
同社は、同商品を冷凍食品やチルド惣菜などの「中食市場」に展開し、2021年度に年間2億円の売上を目指すとしている。